僕がカヤックを始めた同じ頃から長男にも乗るように進めていました。でももっぱら泳ぐ方が好きな彼は全然乗ろうとはせず、水遊びに興じているのでした。そんな彼がついに、、、「お父さん、僕カヌーの練習したい。」と言い出しました。やっと自分からその気になってくれたとは、、、３歳の時に買ってやったバイクも全然乗らずにそのまま腐っているというのに、、。
こんな話には行動の速いお父さんです。すぐにイワタニからシットオントップで一番小さなヤックボードを取り寄せました。これから夏に向かって、海のパドルサーフィンの講習にも使えそうです。ウェアは去年知り合いからウェットの上下シューズがもらってありました。PFDは去年までのがすっかりきつくなっていたので、とりあえず釣具屋の安物です。ヘルメットは、ご覧の通りのアディソンレプリカ、とても高価な物です。実は長良へコランアディソンに会いに行ったとき、これにサインをしてもらってその後かぶるつもりでした。ところが品物はその日に間に合わないし、いざ来てみればてんで小さくてかぶれやしない、、、どんな頭しとんじゃい、(^^;)☆＼(--;)ｵﾏｴﾉｱﾀﾏｶﾞﾃﾞｶｲﾝｼﾞｬｲ。結局彼にぴったりなヘルメットでした。パドルは中古を引き取ったときに付いてきたロブソンのスクオートパドル、ジムシュナイダーサイン入り、です。
こんなカッコだけは凄い装備が出来上がりました。
そして練習を予定していた土曜日の前日、金曜の夜に彼のクラスメートのお母さんから電話ががかかってきました。「すみません、うちの娘をカヌーに誘ってくださったそうなんですが、まだ小さいのでもう少し先になってからにさせてください。」(-_-;)「それはそれは、申し訳有りません。」
「ねえ、クラスの女の子誘ってたの。」「う、、うん、したいって言うんだもん。」なんだよ、結局下心でカヌーを始めようとしてやんの、こいつ。
それでも女の子の話が無くなっても「カヌーに乗る。」というので連れていきました。
この日の斐伊川は超渇水、ウェーブも小さく初めての彼にはちょうど良い大きさです。余り口を出さないようにして見ていると、ぎこちないながらもすぐに慣れてしまいました。エディを漕ぎ上がっては瀬に乗りスピードを楽しんでいます。時々上陸してボール拾ったり、蝶を追いかけたり、しばらくするとまた乗ってます。
この日は夕方予防注射があり、１５時に家内が迎えに来るまで飽きずに楽しんでいました。どうやら彼にとってカヌーは合っていたようです。バイクは乗ってくれなかったのに、、、。
子育ての日々