2004年4月5日。春うらら、男ばかりのお花見登山

　子供たちは春休みで朝から我が家は大騒ぎ。
天気は良いし、仕事も一段落したことだし、、、
三男坊も保育園を休ませて、ピクニックに行くことにしました。
家内はさすがに休めなくて、、男ばかりの4人と1匹で裏の鳶ヶ巣城跡にお花見登山です。

　お母さんの愛情スタミナお弁当をリュックにつめて、
自転車4台連ねて出発。5分ほどで登山口に着きました。
登山道は綺麗に整備され丸太の階段が続きます。
少し登ると鹿よけのフェンスがありました。念入りに縛られたゲートを開け先に進みます。
最近の北山山系は鹿の増えすぎからツツガムシが発生し、登山客がずいぶん減ってきました。
でもこのコースはずっと日当たりが良く、草も綺麗に刈られているのでその心配は少なそうです。
　三男坊にとっては初めての登山ですが、とっても良い調子で鼻歌を歌いながらとっとと歩いています。
定期的に山頂に水道を送るためのポンプが置かれています。

　1時間ほどで山頂に着きました。ここは小学生の頃以来なので30年ぶりです。
小学生時代は北山を自分の庭同然にくまなく歩き回っていました。
あの頃このコースは全部走って登り30分、下りは15分ぐらいだったような、、。
　初めて自分の足で山頂にたどり着いた三男坊は感慨ひとしおな様で
『僕、お兄ちゃんになったよ。』と得意げです。
桜は満開を少し過ぎたところでしょうか、はらはらと花びらが舞います。
　桜の下にお母さん弁当を広げます。
犬のごん太はここでもドックフードなのに大いに不満そう、
みんなの弁当を涎をたらしながら見つめてます。















　お腹一杯になって、満開の桜の下で草に寝転ぶと、さやさやとした風が心地よいです。
僕がうとうとしている間にも子供たちとごんたはそこらじゅう走り回って大騒ぎです。

　うたた寝から目をさますと体の上には、うっすらと花びらが積もっています。
思いっきり遊んで満面の笑みのゴンタが駆けてきました。
「さっ帰ろうか。」ゴンタはさっと目をそらすと何も聞こえなかったかのように子供たちの中に飛び込んでいきました。

　　　子育ての日々