子供達との日々子供達との日々
三十を半ば過ぎても、子供のままの僕が子供を育てています。その日々です。
夏はアイスですよね。
僕が好きなので、ついつい子供にも与えてしまいます。そのたび、妻には叱られますが、、、。
僕はひどい甘党で下戸です。
しかし長男は、甘い物は全然駄目です。ケーキ、あんこ系は食べません。
好きな物は、魚介類と生野菜。
この時期は、保育園の帰りに畑により野菜を収穫します。
彼は、大好物のオクラやピーマンを
パリポリ食べながら手伝ってくれます。
次男は、僕に似て甘党です。
僕がこっそり食べようと隠しておいた和菓子をするどい鼻で探し出します。
今日は、有名な甘い物屋さんの白玉あんみつを買ってきました。
明日、彼の隙をついて食べようと楽しみにしています。
我が家は共働きです。
妻は最近忙しく、朝七時に出て、帰ってくるのは八時か九時です。
自営業の僕が６時頃彼らを保育園に迎えに行きます。それから、買い物、料理、ご飯です。
先日、帰宅後「買い物行くよ。」と言うと長男が「僕、お留守番。」とのこと。
テレビでも見たいのだろう、、と置いて出かけました。
１時間ほどで帰宅すると、長男が駆けてきました。
「僕、ご飯つくっといたよ。」
て、言うんです。
「えっ。」と台所に行くとありました。
トマトとキュウリ、ナス、カマンベールチーズのサラダ。
冷や奴（ちゃんと四人分に盛りつけてあります。）
のやき（出雲地方の名物で、巨大な
ちくわの高級品です。）
コンロの火にかかった鍋の中では、
レトルトパックから出されたミートボールがちりちり音を立てていました。
「手を洗ってから作った。」と聞くと、「あっ忘れてた。」そうです。この時季に、、、。
サラダの中の茄子は、さすがに生ってわけに行かないので取り出して、この後ステーキの付け合わせに焼きました。
豆腐は、冷蔵庫の奥で忘れられていた物だったので、落語で言うところの酢豆腐になっていました。彼の隙を見て、買ったばかりの物にすり替えました。
洗ってない野菜（うちは無農薬なのでそっちの心配はないのですが、、）を洗ってない手で刻んだサラダは、彼の気持ちも考え、妻と意を決して食べました。（高いカマンベールが惜しかったという話もありますが。）
帰宅した妻が、これを見て「子供にまで気を遣わせて、、。」と忙しい仕事を悔やみました。
しかし、僕はそうでは無く本人の言うとおり、ただ作りたかったから、料理がしたかったから、、ではないかと思ってます。
僕も彼ぐらいの時、突然思い立ち、自分で目玉焼きとご飯だけの弁当を作り河原へ行ったことがあります。
今、平日の夕食はほとんど僕の手による物です。料理は子供の時からずっと好きですし、楽しいです。
今回のことは、大いに笑わせて貰いました。ただ火を使うことだけは、彼に少し注意しました。
これからちょっとずつ、彼にも作らせようと思います。
子育ての日々 