奥大山スキー場で開かれた「自作ソリワールドカップin奥大山」に出場してきました。
と、言っても自作ではなく、カヤックで滑ってきました。
海外のビデオで新雪のアルプス?かなんかをカヤックで滑ってるビデオがありまして
以前からゲレンデをカヤックで滑りたいと思っていました。
それで主催者側に無理を言って大会に出させてもらいました。
みんな誘ったのですが『死ぬよ。』と相手にしてもらえず、忠相さんと二人で出ました。
会場のコースを見て、あまりの斜度に二人とも絶句、、、『また、首が折れるかも、、。』
何箇所かジャンプ台もあり、ゴールには非常用のネットも用意されています。
はじめに子供のプラスチックそりの部門です。
プラスチックそりでも速い速い。トップは50秒台です。
『どうしよう。』二人ともすっかりビびりモードです。
自作そり部門になりました。
初めに木枠にスノボを取り付けた人がスタートです。
スタート直後からとんでもない速さです。
半ばのジャンプでは見事に空を飛びコースからはずれ、ジャンプ台の向こうに消え、大きく雪が飛び散りました。
その次に無事コールしたそりで30秒台です。プラスチックそりどころじゃありません。
「こりゃ、やばい。」
二人とも艇から足を出して、いつでも逃げれる体制で滑ることにしました。
忠相さんはそれで足が届くのに、僕は足がやっぱり短くて届きません。
仕方なく、艇を前後逆に乗りました。
忠相さんのスタートです。
ピッ、ピッ、ピッ、ポー
本格的なスタート合図で滑り出しました。
思ったよりもスピードは遅いもののなかなかです。
スピードが増しそうになると忠相さんはスピンを入れます。
それで勢いが落ちてスピードも落ちます。
ジャンプ台の前でスピンを入れすぎて勢いが足りなくなり、
ジャンプ台は必死で漕いで超えていました。
無事ゴールです。
観客のボーダーからスピン等のパフォーマンスに歓声が上がっています。
『よーし、僕も受けるぞ。』
スタートしました。綺麗に均されたコースは意外とふかふかで
カヤックの下から『ゴリゴリ』と雪を押しつぶす音がします。
そして、その音が抵抗の大きい証かぜんぜん滑りません。
必死で漕いでもスピードは乗らず、、ジャンプ台手前で止まる有様です。
漕いで漕いで、2分近くかかってやっとゴールです。
首をかしげながら艇を降り、カヤックのバウを下に向けで座ったとたん滑り出しました。
いくら雪の上でも前後逆はだめだった様です。
とっても面白かったので、来年も必ず出ます。
怖がって出なかった仲間たちもこれでもう安心、次は大勢で出ます。
次はちょっと滑りすぎるかもしれませんが、壊れたカヤックの底にボートやスキーをつけて「タイム部門」で優勝、
そして、デコレーションの部門もひとつ大作を作って、全クラス制覇を狙いたいと思います。
みんな、がんばろうね。
カヤック三昧な日々